久しぶりなので、とりあえず2022年度下半期の放送装置事情を振り返りましょう
皆さま、お久しぶりです。
ほんっっっっっっっっとうにお久しぶりです。
とーりんことSHINANOでございます。
さて前回の更新が…去年の12月ですか。ふーん……
すいませんでした。
さぁて本日の議題なんですが、タイトルの通りですね。2022年度下半期の放送装置事情を振り返りましょう〜!!です。
近年は予算の都合なのか、9月頃から年度末かけて放送装置の更新がされるようになりました。そうなんです。音鉄にとっては旬の季節と言っても過言では無い冬の時期に行われるのです。それだけでも私たちにとってはありがたいんですが、同時にこの季節は古い放送装置がいつ更新されるか、毎日ヒヤヒヤしながら過ごす方も多いでしょう。私もその中の一人です。そんな2022年下半期、一体どこの装置が更新されたでしょうか。3駅ほど抜粋したので一緒に振り返ってまいりましょう。
・大崎駅
2022年9月頃。埼京線、湘南新宿ラインホームの開業以来20年間更新されなかった、大崎駅5〜8番線の放送装置が更新されました。2002年製のPanasonic装置で、自放音源は初期仙石型だったと思われます。
これは非常に痛かったですね…貴重な旧型Panasonic装置がまた一つ更新されてしまいました。この時期に製造されたPanasonic装置は、導入された駅によって音質がだいぶ異なっていました。日進駅や指扇駅の音質が悪かったのも、この時期に製造されたPanasonic装置が大きく関係していると思われます。大崎駅5〜8番線は旧型Panasonic装置にしては比較的音質が良く、アンプが少しだけ安定していなかったものの、高音の伸びが良かった印象です。5・6番線は数年前に音源部のみ更新していましたが、7・8番線は開業以来全く変わっていませんでした。
幸いにも初期タイプの小VOSSは更新されず生き残ったのが唯一の救いと言ったところでしょうか。なんとも言えませんね…
・指扇駅
遂にですよ。遂に更新されてしまいました…。2003年製造の旧型Panasonic装置を長らく使用していましたが、2022年12月頃にとうとう更新されてしまいました。
元々、Twitterにて指扇駅の発車メロディーが上下線逆転しているとの情報が入ってきたのが始まりでした。この時点で私は嫌な予感がしたので速攻で指扇駅に直行。降りて海岸通り(本来なら遠い青空)を聴いた瞬間思いました。
指扇駅はこんな音質じゃ無いっ!!!
やはり予想は当たっていました。スピーカーから流れたのは今までの指扇駅のイメージを覆すような綺麗な音質の海岸通りでした。正直指扇駅は音質が悪いというイメージが強かっただけにこの装置更新は非常に驚きましたね…。
ちなみにメロディーの上下逆転ですが、数時間後に解消されました。どうやら装置更新時のミスだったようです。
・小田原駅
そうなんです。あの小田原駅の放送装置が2023年2月に更新されてしまったのです。これは指扇駅以上の驚きでした。この駅はかなり古い旧型のPanasonic装置を使用しており、いつ更新されてもおかしく無いと言われていましたが、いざ更新されるとおぉまじか…と感じてしまいました。
個人的に「お猿のかごや」はあの古めかしい音質だからこそ味が出ていて良いと思っていたので、前々から録っておけばよかった…とかなり後悔しましたね。ただ、いざ更新後の「お猿のかごや」を聴いてみると…意外とありですねこれ。今までサンプリングレートが低かったために再生できなかった音域まで聴こえるようになったので、個人的にはこれでも十分良いなと思いました。
ちなみに大雄山線の初期仙石型はまだ更新されておりませんので、みなさん早めの収録をお勧めします。
さていかがでしたでしょうか。こうして振り返ってみると意外な駅が更新されましたね…これは今年度の下半期も大きな動きがありそうです。
ちなみに放送装置とは話が逸れますが、津田ATOSに関しても大きな動きがありました武蔵野線の新松戸〜吉川美南間が更新されたり、津田氏の4番線パーツが唯一生き残っていた荻窪駅が更新されたりと、こちらも今後が心配ですね…
というわけで本日はここまでです。また音鉄関連でニュースがあれば書こうと思います。正直深刻なネタ切れでございます。ネタは随時募集中ですので是非是非お声掛けください🙏