ファーストタッチな日常記

意外と普通な音鉄です。

栃木の市川駅。爆誕。

ども。ようやっと4回目の更新であります。

ええ決して忘れてませんよ?いつか更新しようと思ってました。うん。

 

3月5日。音鉄にとって衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。

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昔ながらの駅名標。宇都宮寄りにぽつんと立ってました。(2021年6月)

矢板駅発車メロディー変更事件。

これは非常に驚きました。

何が衝撃的だったのか。知らない方のために説明いたしますと、矢板駅を含めた宇都宮線宇都宮駅黒磯駅間、通称黒磯線は、3月のダイヤ改正よりワンマン化するため、駅側のメロディーは3月中旬をもって廃止される予定なのです。さらにその中で矢板駅は、永楽メロディーの貴重なバージョンを使用していました。それもあって音鉄界隈から注目を集めていたのです。

 

そんな中での発車メロディー変更。永楽メロディーすみれの花咲く頃(標準)」「浜千鳥(矢板)」から、スイッチ製の「楽々鉄道旅行」「ムーンストーンへ変わりました。勘の良い方ならわかりますよね?そうです。市川駅総武線快速ホームの発車メロディーと同じ組み合わせになったのです。これに対し音鉄界隈からは驚きや悲しみの声で溢れていました。

しかもメロディー変更はまさかのダイヤ改正1週間前。ラスト効果を狙っていた方々もいたようなので、悲しむのも無理はありません…

 

ここである疑問が浮かびます。

・何故このタイミングで発車メロディーを変更したのか。

・あと1週間しかなかったのに、何故それを待てなかったのか。

これはJR東放送装置考察人(笑)の私にとって考察しないわけにはいきません。

考えましょう。答えはあります。

 

・偶然が重なっただけ

結論から言いますと…装置更新のタイミングが偶然重なっただけです。

そりゃ当たり前だよと思うでしょう。みなさんが疑問なのは「何故もう必要がなくなるのにわざわざ別の曲に変えたのか。」ですよね。

これは単純に装置の会社が変わったからなのです。

従来の矢板駅の放送装置は2003年より永楽製のものでした。なので永楽メロディーが使用されていたわけなんですね。

ですが更新後はPanasonicの装置に更新されました。一応Panasonicの装置でも永楽メロディーを流すことはできますが、近年の装置事情を考えると、今更永楽メロディーを入れるよりは、最近流行りのスイッチ製メロディーを入れた方がいいと判断されたものと思われます。

そもそも今までの矢板駅で使われていた「すみれの花咲く頃(標準)」と「浜千鳥(矢板)」はもう新規導入できないバージョンなので、もし仮に永楽装置で置き換えるのであれば箱根ヶ崎verと旧館山verになるのが筋でしょう。ただ2曲とも秒数が長いため、やはり10秒ほどで完結する「楽々鉄道旅行」「ムーンストーン」が採用されたと考えます。

 

でもやはりこのタイミングで装置更新はタイミングが悪いですね…あと1週間しか流す必要がないので、音鉄的にも車掌さん的にも負担になってしまいますし。

なんとも不思議なメロディー変更劇でした。

 

それでは今回はここまで。

次回ですか?…さぁいつになるでしょう。

では桜が舞う季節にまたお会いしましょう。

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205系の原型が見られるのもあと僅かですね。なんだか寂しくなります。(2021年6月)